かつて六間堀(ろっけんぼり)だった所は、長い細い道になっています。勝手に「森下細道」と名前をつけてみました。

店などはありませんが、こういった裏通りを歩くのは探検気分でとても好きです。
六間堀は、竪川と小名木川を結ぶ水路でした。池波正太郎さんの鬼平犯科帳『寒月六間堀』の舞台になった場所です。1951年に埋め立てられて今のような形になったんですね。

よく見て歩くと写真のような、護岸の跡を発見することができます。マンションと民家に間に残っている、小さな石のようなものも護岸の痕跡だとおもわれます。なぜここだけ残っているの?って感じです。

捨てられた古い変速機付きの自転車や道路の落書きなど、どれも懐かしさを感じませんか。時々聞こえる、町工場の機械音が耳に心地よいです。