今日2018年8月15日は、終戦の日です。
わたし達の住む深川にも戦争を経験した方がお元気で暮らしています。
昨年お会いした上村さんも、その一人。



彼女は昭和7年三好4丁目生まれ。
偶然商店街で出会い2時間近く家業や疎開の話し、お父さんの事などをお聞きしました。
「ちょっといいもの見せてあげる」と家の中へ入りゴソゴソ。

手には、上村さんのお父さんの軍隊手帳がありました。
とても大切そうに持っている、その手が今でもお父さんを慕っているのがよくわかりました。

手帳には、小さな文字でびっちりと、どこで何をしたのかが書かれています。
「昭和17年12月25日ニューブリテン島ラバウル上陸」
歴史に名を残す「ニューブリテン島の戦い」がはじまる前年です。

記憶を記録に残す作業が急がれています。
「記憶が薄れ、忘れ去られてる頃に災いはやってくる」
震災がそうだったように。

私も戦争は経験してない。
上村さんなどから、伝え聞いた記憶です。

この記憶を次の世代にどのように伝えるか。
わたしたち大人は真剣に考える必要あると考えます。
黙祷