MORISHITA MEETUP #0を開催しました。
少人数でしたが、とても充実した内容になったと実感しています。

MORISHITA MEETUPとは?

年令、職業、居住年数に関係なく、多くの人達が対話をする事で生まれる新しい発見。
その発見を皆で共有し、より住みやすく楽しい街にするアクションを策定するMEETUPです。

※目的を具体的にしました。

詳細

#0の目標  地域の問題をあらいだし、今後どのように進めるべきなのか?を検討する
会場  ギャラリー・ダルストン 東京都墨田区立川1-11-2
日時  2017年8月19日(土)
参加費  Meetup + 懇談会 2,000円(軽食付き)
時間   16:00〜18:10 (懇談会 18:20〜3:00)
登壇者 alohalco 鹿野さん BarbaraPoolさん いいね森下 イワタ
司会 ペタルデザイン 吉田さん

タイムライン

15:30 受付開始
16:00 企画趣旨と今日のGOALの説明 スタッフ紹介
16:05 アイスブレイク(少人数のグループを作って自己紹介)
16:15
Session1 alohaloco 鹿野さん
Session2 いいね森下 イワタ
Session3 株式会社Barbara Pool 福留さん 廣部さん
17:10 休憩
17:20 Group Session
17:40 成果発表 簡単な自己紹介
18:10 懇談会
03:00 懇談会終了(ちょっと記憶ない)

第一部

セッション1 alohaloco 鹿野さん

2017年7月17日に開催したゴミ拾いイベント「ブルーサンタ@清澄白河リバーサイド」を中心にお話を頂きました。

清澄白河がコーヒーとアートの街として注目されることで、多くの方が訪れる観光地になりつつあります。コーヒー片手に観光している方が、ポイと捨ててしまう紙コップ。売上を上げたい店舗さん、観光客のポイ捨て、日々生活している住民。それぞれが街に対する温度差があるとのご指摘でした。その温度差を少しでも和らげたいという思いから、ゴミ拾いイベントを開催したとの事でした。

後半には「大都市の最新カルチャーは東から発信される」とし、谷根千→カチクラ(徒蔵)→清澄白河、森下へ移動している、ウォールアートによるフォトジェニックなスポットを作りたいというお話も魅力的でした。

MEETUP最初の登壇者に、鹿野さんを選んで大正解でした。ありがとうございました。

セッション2 いいね森下 イワタ

いいね森下 イワタ

いいね森下をはじめた経緯をお話させて頂きました。グルメ情報などはあふれているので、イワタ目線でいろいろな情報を発信し、ARTとスポーツで地域活性したい事を発表しました。

来年の深川神明宮の本祭に向けて「パブリック水掛けスポット構想」東京マラソン「ハイタッチプロジェクト」、障がい者と地域の関係作りも、やりたいとお話させて頂きました。

セッション3 株式会社Barbara Pool 福留さん 廣部さん

 

お仕事として地域活性をされている、Barbara Poolさん。鳥取県の「星取県」公式サイト及びプロモーションなどの事例を沢山お話頂きました。このような会社が地元にあるのは、とても心強いです。

顔の見えるTOKYO、お豆腐屋さんでつながるご縁など、長年この街に住んでいると当たり前に感じてしまっている部分に、感動したとのこと。また地域住民だと気づかないコンテンツが沢山あるのではと、ご指摘頂きました。

「TOKYOに住んでいても知らなかった、 真の“LOCAL TOKYO”を見つけました」と書かれたプレゼンシートがすごく印象的でした。

第2部

休憩を挟んで、グループを2つに分けました。ポスト・イットをお配りして、個々人で「この地域にある問題」というテーマで気になる事を書き出して頂きました。それを元にグループ単位でディスカッション。最後に3つ程度にまとめ、グループの代表の方に発表して頂く形式です。

スタートすると直ぐに、参加者のペンがポスト・イット上に走るのが見えました。3分と短い間でしたが、沢山のメモが書かれたようです。

そしてディスカッションタイムへ。ボードにポストイットを貼り付けて、そのメモについて発言していく形です。どのタイミングで終了するか、迷うくらいに白熱。そのメモを貼り付けたボードがこちらです(性格でるな〜)。

最後に、江東経済新聞の中村さんとParbaraPoolの廣部さんに、それぞれのグループを代表して発表頂きました。

同じような問題点も指摘されたり、多くの気づきを生むことができました。皆さんお疲れさまでした。

まとめ

今回のMEETUPで出た話題が以下になります。

メモをグルーピングしてみました

1.商店街の活性化

特に多かったのが歩行者天国をうまく活用できていない、というご意見でした。確かに寂しいですよね。

「気づくと美容院」というキーワードも出ました。「こんなお店があったらいいな」という住民の需要と供給が合っていないようです。

お店の中は活気があるので(飲食店)、それを外に持ち出す事ができるといい、とのご意見もありました。

2.増え続けるマンションと空き家

マンションの高騰化で住みづらい地域のひとつになりつつある、との発言がありました。

また、空き家が多いのでは?という意見もありました。個人的には、空き家?だと思っても住んでいる方もいらっしゃるので(イワタの家は、よく空き家扱いされています)この辺りは正確な情報が欲しい所です。

ただ、空き家やシャッターが降りたままの商店は、民泊、新しい店舗への再生で地域活性の重要な拠点になる可能性があると感じました。

3.コミュニケーションの問題

「森下、清澄白河界隈は気軽に挨拶がかわされる、素敵な場所」これは参加者全員が同意見でした。ただ、マンションに住んでいると隣人を知らないとか、回覧板も見たことないなどの発言もありました。まだまだコミュニケーションは不足しているかもしれません。

また、子どもたちの中に入っていける環境作りや、子どもの面倒を見てくれるコミュニティーがあるといいとの発言もありました。

その他、バリアフリー化していない、清澄白河の発展は宝くじ的な感じなので同じような考えじゃダメ、とのご意見もありました。

2時間のMEETUPでしたが、素晴らしい成果だと思います。

次に何を題材にして、開催するかは決めていませんが、9月末か10月に第2回を開催したいと思っています。

反省と次回へメモ

・懇談会で盛り上がり過ぎて3時になった。次回は日をまたがいないようにする。

・登壇者がなかなか決まらず、Barbara Poolさんに急にお願いする形になったこと。時間のない中、ご対応感謝です。

・次回は記録用にビデオ撮る(ただし、公開はしません)

・とにかく人手が足りない。ボランティアを募集すること。