SDGs達成に優れた取組を行っている企業又は団体等に送られる「ジャパンSDGsアワード」で八名川小学校が特別賞を受賞しました。おめでとうございます。

SDGsとは


「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、2015年9月の国連サミットで採択されたものです。国連加盟193か国が2030年までに達成する目標です。
例えればエネルギーを考えてみると、石油資源に頼る社会は、石油が枯渇すると持続できません。つまり持続可能な社会ではありません。
このような問題をみんなで永続的にするための、具体的な目標が「SDGs」ということなんです。

八名川小学校とESD教育

SDGsの目指す持続可能な世界を実現するには長い時間がかかります。その為に必要なのは子どもたちへの教育です。
八名川小学校は、以前よりESD教育(持続可能な社会づくりの担い手を育む教育)力をに入れ平成23年には「第3回ESD大賞」を受賞しています。
また各学年ごとにESDカレンダーなるカリキュラム・マネジメント、通知表所見の書き方など、とても細かい部分までESDを取り入れてた教育を行っているようです。
これらの活動が評価されて今回の受賞に繋がりました。詳しくは以下のページを是非ご一読ください。
八名川小学校ホームページ

ジャパンSDGsアワードとピコ太郎

今回の授与式にはピコ太郎さんも出席していました。ちょっと何故?と気になったので調べてみました。
政府は「誰ひとり取り残さない」多様性のある社会を実現するためにSDGsに取り組んでいます。取り組みの中で民間企業,市民社会,地方公共団体等の社会の多様なレイヤーの方が一緒に行動する,「Public Private Action for Partnership(略してPPAP。。。なるほど)」というアプローチを重要視しているようです。

「学校発・ESDの学び」

八名川小学校の取り組みは本にもまとめられています。この本はついて八名川小学校手島校長からメールを頂きました。以下その抜粋です。

ESDを中心にしながら学校教育の活性化を進めた八名川小学校での日々の様子やその意味について、語りかけているような本です。どうぞ、読み物でも読むように気楽にご覧ください。

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平成29年度 ESD パワーアップ交流会

平成 29 年 1 月 27 日(土)13:30~16:30に八名川小学校にて開催されます。これは「八名川まつり」と題した、こどもの成長が見られる ESD 学習 成果発表会。午後は専門的な研究発表がされます。「吉野のまちづくりの担い手 として~“桜プロジェクト” を中心とした取組~」 「スウェーデンにおける環境
教育の効果の検討及び日本の小学校への導入」など興味深いプログラムが用意されています。
参加したい方はこちらまで