1917(大正6)年、台風による高潮が襲った後、芭蕉庵にあったとされる石蛙が発見されました。その石蛙をご神体とし地元の方々によって、このお稲荷さんが建立されたそうです。小さな境内を見回すと沢山の石蛙があります。
スタンプと記帳簿
入って右手に「収納箱」と書かれた赤いポストがあります。開けてみるとスタンプと記帳簿が。スタンプには芭蕉の例の句が書かれています。記帳簿は平成6年から参拝者の方々のコメント。読んでいると、なんだかホッとします。
古い写真
鈴(ちょっとベルぽい)を鳴らしてお参り。静かな場所なので、カンカンと音が響いてとても心地良いです。ふと祠の横に目をやると何やら古い写真が額に入って置いたありました。年代はわかりませんでしたが、写っているのは芭蕉稲荷。現在ある赤い旗は見当たりません。
おじいちゃんの盆栽
稲荷の横には水辺と盆栽を融合させた作品が展示されています。訪れた時は、ちょうど作者のおじちゃん(確か昭和6年生まれ)にお会いできました。写真をパチリ。ステキな笑顔ありがとうございます。握手をしてもらうと、力強く握り返して頂き元気を分けて頂きました。
小さいお稲荷さんですが、なかなか見どころが多いので是非訪れてください。
所在地 | 東京都江東区常盤1-3-12 |
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交通 | 都営新宿線・大江戸線「森下」駅A1出口 徒歩7分 東京メトロ 都営大江戸線「清澄白河」駅A1出口 徒歩6分 |