参加メンバー10名はランダムに シャッフルされ、5組のペアを組んでいます。各ペアの開始点は、既存作品を意見書・指示書といったメモのやり取りを介しながら往還させたり、全く新たな作品を共同で制作したり、さまざまです。

今回の展示について、ART TRACE GALLERYさんのwebには上記のように書かています。

意見者や指示書は、メモだけでなくSlackでも

興味深いのは、ペアを組んだアーティスト同士が交わした意見書や指示書。コミュニケーションの方法は様々で、メール、文字、イラスト、Slack等々。そこには、全く違う個性(今回初めて会う人もいたとか)が出会い作り出す「新しい何か」を模索している様子がありました。また製作途中の作品も多く、LIVE感が会場全体から伝わります。

指示書

鑑賞者の意見も取り入れる

在廊していたのはアーティストの向井 哲さん。とても丁寧に作品について説明をして頂き、ありがとうございます。

向井さんのペアはコンセプトをしっかりと作り込んでいました。そのせいで訪問した時には、展示スペースはコンセプトが書かれた紙だけ。

シャッフル展-ART TRACE GALLERY

コンセプトを説明する向井さん

向井さんの作品のパーツが訪問中に届きました。どんな作品になるのか楽しみ

コンセプトを聞いて、私の「こんな作品どう?」と出過ぎた発言を。向井さん、笑わずに聞いてくれました。意見をもらう事も今回の主旨。webに以下の記述がありました。

作家同士で互いに意見交換することや、訪問者から直接フィードバックをもらうことは、作品のインスピレーションになるだけでなく、

森下から徒歩10分くらいなので、一度訪問してみてください。最終日どんな作品が完成しているか楽しみです(意見反映されるかなぁ〜)

取材日 2017年6月24日

所在地 東京都墨田区緑2-13-19 秋山ビル1F
TEL 050-8004-6019
交通 都営新宿線・大江戸線「森下」駅A5出口 徒歩8分
都営大江戸線 両国駅A5出口から 徒歩5分
ART TRACE GALLERY